我が家の息子(小学校2年生)は日記が大嫌いです。
そこで、私(母)がネット「小学生の日記の書き方」を調べ息子に実践させてみました。小学生低学年の息子がスラスラと日記を書くことができるのか?レポートいたします!
宿題の日記が苦手で、母子ともにいつも苦労しています。
息子はううーーーううーーと唸ってばかりで、なかなか日記が書けません…。「日記に書くことがないし、どうやって書けばいいか分からない」と悩んでいます。
私と同じようなお悩みのあるママのご参考になれば嬉しいです。
「小学生の日記の書き方」を調べて実践してみた!
インターネットで「日記 書き方 小学生」で検索しみると、いろいろと方法はありました。
いくつか見た中で、一番簡単そうな「日記の書き方」を実践しました。
「小学生が簡単に日記を書く手順」をまとめると以下の4項目になりました。
①日記のテーマ(ネタ)を決める
経験したことを1つ考える。何でもよいのでテーマを決める。
テーマの例:食事、おやつ、出かけた場所、見たテレビ、読んだ本や漫画、習い事、友人と遊んだことなどです。「今日は何をしたっけ?」とインタビューしてあげると、1つくらいは答えられるはず。
②やったこと経験したことの感想を1言で考える
自分がやったこと、起こった事実の感想を1ことだけ考えるそうです。
感想の例:楽しかった、疲れた、美味しかった、つまらなかった、まあまあだった、嫌だった、好きだった…などなど
③その1言感想の理由を考える
1言感想の理由を考えます。
「楽しかった」ならどうして楽しかったのか理由を考えます。
理由の例:楽しかった⇒仲良しの友達と大好きなサッカーをして遊んだから。
美味しかった⇒自分でお手伝いをして作ったカレーだから。
④余裕があればテーマについての補足
本を読んだテーマだったらその本がどんな本だったのか?
テーマの補足例:お手伝いについて書くのならば、どうしてお手伝いをしようと思ったのか?
など。
以上でご紹介した4つ
- 日記のテーマ(ネタ)を決める
- やったこと経験したことの感想を1言で考える
- その1言感想の理由を考える
- 余裕があればテーマについての補足
↑これを考えてから書く、というのが簡単そうでした。
お母さんやお父さんが子供にインタビューしながらだと考えやすいです。①~④を紙に書き出し、つなげて文章を組み立てます。
この時に気を付けるのは親は「急がさない」「怒らない」「一緒にやってあげる」ということ。
息子が日記を書く時間と、夕食の用意をしなくちゃいけない時間が重なってしまうときは、「早く、早く!」を連発してしまいます。
ついついやってしまいがちなんです。私がせっかちなんですね、反省。
「小学生の日記の書き方」実践!息子はスラスラ日記が書けるのか?
私が調べた「小学生の日記の書き方」を、日記の宿題で試してみました。
親子で会話して、それぞれの項目の答えを導き出します。
実践:①テーマを決める
親:「今日は何やった?」
息子:「サッカー(習い事)へ行った」
親:「じゃあ、テーマはサッカーだね」
実践:②感想を1言で考える
親:「サッカー行ってどうだった?面白かったの?楽しかったの?」
息子:「疲れた」(長男2年生はあんまりサッカーが好きでないようです…)
親:「そっかぁ、疲れたんだねぇ…」(親としてはもうちょっと子供らしい返答を望んでいました^^;)
実践:③1言感想の理由を考える
親:「どうして疲れたの?サッカーでいっぱい走ったの?一生懸命練習したから疲れたの?」
息子:「うーーん…、うーーーー…」(理由とか、自分の考えを述べるのがとても苦手なようです…)
親:「ゆっくりでいいから考えてみて。なんで疲れたのか理由を考えてみよう!」
息子:「ボールを運んだから」(まあ、いいか^^:)
実践:④余裕があればテーマについての補足
親:「サッカー教室について何か言いたい事ない?」
息子:「2時間も練習する」
親:「………。」心の声(練習がイヤなのか…??やっぱりサッカー好きでないのか??)
親:「じゃあさ、今までのことを整頓して日記書いてみよう!」
こんな簡単なやり取りだけでしたが…この後は一人で黙って書き始めました!
いつもと大違いです。
いつもなら、書きながら「ああああああ、、、、、書けない書けない~」と騒いでいるばかりなので、「小学生の日記の書き方」は効果があったと言って良いかと!
「小学生の日記の書き方」を実践して小学校2年生の息子が書いた日記(実例)
※実際はもっとひらがな多めです。
約100文字、原稿用紙半分ですね。日記ノート1ページ分でした。このレベルで許されるんですかね?
日記のノート1ページ分書けたので、良いのでしょう!
しかも、今回試した①~④の要素はちゃんと入っています。
「③ひと言感想の理由」「④テーマについての補足」の部分をもうちょっと突っ込んで聞き出せば、文章にもボリュームが出てくると思います。
次回はさらなるレベルアップを試みます!
「小学生の日記の書き方」は効果ある!?
日記の完成度はどうであれ「日記が書けない」⇒「日記が書ける!」という自信がついたので、この「小学生の日記の書き方」は効果はあると思いました。
今回、親(私)が手助けをしたのは、最初のインタビューだけです。
このヒントを出してあげただけで、今までものすごく時間がかかっていた日記なのですが、比較的短時間で黙々と書くことができました。
しかも、「今日はすごく早く宿題(日記)が終わっちゃたよ!」と喜んでいました。
本人が「日記が書けない」という思い込みがなくなれば、それは進歩ですね!
小学生はなぜ日記が書けないのか?(息子の場合)
小学生の息子は、なんで日記が書けないのでしょう?
本人に聞いてみました。
①特にどこにも行っていないし、いつもと変わらないので書くことがない
ネタが無いとのことですね。
…そうだねぇ。どこにも行っていないし、何か美味しいものを食べたわけでもないしね…苦笑
②書くこと(ネタ)があっても、どういうふうに書いていいか分からない
外食に行ったりしてネタがある日でも、そもそもどうやって書いたらいいのか分からないらしいです。
致命的?!
学校で日記の書き方は習ったらしいんですけどね…??どうしたものか。
でも、今回「小学生の日記の書き方」を実践したら書けました!
小学生の日記は「普段の何気ないこと(ネタ)」を書けば良い
この前の学年懇談会でも「日記の宿題」のことが話題に出たのですが、「子供が日記が苦手」「日記が書けない」と悩んでいるママが多数でした。
日記が書けない理由で一番多かったのは「何にも書くことがない」=「日記のネタがない」です。
だから「どこかに連れて行ってほしい」「何かを買ってほしい」と言うそうですね(笑)
当たり前ですが、小学校の担任の先生は、特別な事を書いてほしいわけではないと仰っていました。
普段の何気ないことを日記に書けばよいんですね。
- 掃除を手伝ってみたこと
- 兄弟でトランプやったこと
- 兄弟げんかしたこと
- カレーのジャガイモを剥いたこと
- 公園で遊んだこと
- ピアノの練習をしたこと
などなど…小学校のクラスのお友達も、特別なことは書いていません。
書くことで気づきがあったり、自分の気持ちが整理されたりするんですね。
クラスのお便りに掲載されているお友達の日記を読んでると、ほほえましくなりますね!