我が家の長男(小学校2年生)は日記が大嫌いです。
宿題の日記が苦手で毎週苦労しています。ううーーーううーーと唸りなかなか書けません。
長男は毎回「日記に書くことがないし、どうやって書けばいいか分からない」と悩んでいます。
そんな小学生低学年が、ネットで調べた日記の書き方でスラスラと日記が書けるのか、レポートいたします!
小学生の日記の書き方を調べて実践してみた!
インターネットで「日記 書き方 小学生」で検索しみると、いろいろと方法はありました。
いくつか見た中で、一番簡単そうな方法を試してみることに。
「小学生が簡単に日記を書く手順」をまとめると以下の4項目になりました。
経験したことを1つ考える。何でもよいのでテーマを決める。
テーマの例:食事、おやつ、出かけた場所、見たテレビ、読んだ本や漫画、習い事、友人と遊んだことなどです。「今日は何をしたっけ?」とインタビューしてあげると、1つくらいは答えられるはず。
自分がやったこと、起こった事実の感想を1ことだけ考えるそうです。
感想の例:楽しかった、疲れた、美味しかった、つまらなかった、まあまあだった、嫌だった、好きだった…などなど
1言感想の理由を考えます。
「楽しかった」ならどうして楽しかったのか理由を考えます。
理由の例:楽しかった⇒仲良しの友達と大好きなサッカーをして遊んだから。
美味しかった⇒自分でお手伝いをして作ったカレーだから。
本を読んだテーマだったらその本がどんな本だったのか?
テーマの補足例:お手伝いについて書くのならば、どうしてお手伝いをしようと思ったのか?
など。
以上の4つを考えてから書くというのが簡単そうでした。
お母さんやお父さんが子供にインタビューしながらだと考えやすいです。①~④を紙に書き出し、つなげて文章を組み立てます。
この時に気を付けるのは親は「急がさない」「怒らない」「一緒にやってあげる」ということ。
ついついやってしまいがちなんですが。「早く」を連発してしまいます。
私がせっかちなんですね、反省。
調べた「日記の書き方」でスラスラ日記が書けるのか?
週末の宿題(日記)で、調べた「小学生の日記の書き方」を試してみました。
親子で会話して、それぞれの項目の答えを導き出します。
親「今日は何やった?」
長男「サッカー(習い事)へ行った」
親「じゃあ、テーマはサッカーだね」
親「サッカー行ってどうだった?面白かったの?楽しかったの?」
長男「疲れた」(長男2年生はあんまりサッカーが好きでないようです…(*_*;)
親「そっかぁ、疲れたんだねぇ…」(親としてはもうちょっと子供らしい返答を望んでいました)
親「どうして疲れたの?サッカーでいっぱい走ったの?一生懸命練習したから疲れたの?」
長男「うーーん…、うーーーー…」
理由とか、自分の考えを述べるのがとても苦手なようです。困ったものです(+_+)
親「ゆっくりでいいから考えてみて。なんで疲れたのか理由を考えてみよう」
長男「ボールを運んだから」
親「サッカー教室について何か言いたい事ない?」
長男「2時間も練習する」
親(2時間の練習がイヤなのか…??)
「じゃあさ、今までのことを整頓して日記書いてみよう」
こんな簡単なやり取りだけです。この後は一人で黙って書き始めました。
いつもと大違いです。いつもなら、書きながら「ああああああ、、、、、書けない書けない~」と騒いでいるばかりなので。
日記の書き方を実践して書いた日記(実例)↓
※実際はもっとひらがな多めです。
約100文字、原稿用紙半分ですね。日記ノート1ページ分でした。このレベルで許されるんですかね?(ーー;)
ちなみに子供は小学校2年生です。
まあ、今回試した①~④の要素は入っているので良しとします。
「③理由」「④補足」の部分をもうちょっと突っ込んで聞き出せば、文章にもボリュームが出てくると思います。
次回はさらなるレベルアップを試みます。
「日記の書き方」を調べて実践した結果どうだったのか?
今回親が手助けをしたのは、最初のインタビューだけです。
このヒントを出してあげただけで、今までものすごく時間がかかっていた日記なのですが、比較的短時間で黙々と書くことができました。
しかも、「今日はすごく早く宿題(日記)が終わっちゃたよ!」と喜んでいました。
本人が「日記が書けない」という思い込みがなくなれば、それは進歩ですね。日記の完成度はどうであれこの方法は効果はあると思いました。
本人には「書けない」⇒「書けた!」という自信がついたので。
わが子はなぜ日記が書けないのか?
そもそもなんで日記が書けないのでしょう?
子供に聞いてみました。
そうだねぇ。どこにも行っていないし、何か美味しいものを食べたわけでもないしね…苦笑
学校で日記の書き方は習ったらしいんですけどね…??どうしたものか。
この前の学年懇談会でも「子供が日記が苦手」「日記が書けない」と悩んでいるママが多数でした。
日記が書けない理由で一番多かったのは「何にも書くことがない」=「日記のネタがない」です。
だから「どこかに連れて行ってほしい」「何かを買ってほしい」と言うそうですね(笑)
当たり前ですが、小学校の担任の先生は、特別な事を書いてほしいわけではないと仰っていました。
普段の何気ないことを日記に書けばよいんですね。
掃除を手伝ってみたこと
兄弟でトランプやったこと
兄弟げんかしたこと
カレーのジャガイモを剥いたこと
公園で遊んだこと
ピアノの練習をしたこと
などなど…小学校のクラスのお友達もなんでも書いてますね。
クラスのお便りに掲載されているお友達の日記を読んでると、ほほえましくなりますね。