この記事では「だるまの目入れ」に関する3つのことをご紹介します。
- だるまの目入れはいつすればいいか
- 左右どちらの目を書けばいいのか
- 意外と知らないだるまの知識
会社の上司が買ってきただるま。「年始にだるまの目いれをしよう!」と言っていたけれど、
「だるまはいつ目入れをするのが正解なのかな・・・?」
と思っていませんか?
さらに、「だるまの目入れって片目だけ書くの?それとも両目?」も疑問ですよね。
この記事を読めば、会社でのだるまの目入れもバッチリ進められますよ。
年末年始のだるまの目入れ。何日までにやればいいの?
実はだるま目入れはいつやれば良いかは決まっていません。「願いをかける時がだるまの目を入れる時」です。
一年の計は元旦にあり、といいますが、年の初めはその年達成したいことを考えますよね。
会社のだるまでしたら、年初めの最初の朝礼などで、社員の前でだるまの目入れをしてはいかがでしょうか。
年の初めに社員の前でだるまに目を入れると「今年も頑張ろう!」という社員の一体感が生まれます。
だるまの目入れは片目?それとも両目?
選挙で勝ったらだるまの目入れをしている光景をテレビでよく見ます。
「じゃあ会社のだるまも願いを込めて、片目だけ入れるのかな?」と思っていませんか?
実は願い事によって目の入れ方が違うのです。
【だるまはお願いする事によって目入れが変わる!】
両目を入れる:商売繁盛を願う場合
片目だけ(左側の目)入れる:ある目標達成を願う場合
※左側の目だけを目入れした場合、目標が達成できたら、右目をしっかり入れてあげましょう。
だるまに家内安全、商売繁盛などを願う場合は、最初から両目を入れます。
だるまはもともと魔よけの意味があり、家に悪いものが入ってこないように監視しているという言い伝えがあります。
そのため、目をしっかり開いて自宅や店に悪いものが入ってこないよう監視してもらう為に、両目を書くと言われています。
一方、合格祈願やある目標を成就させる為に購入しただるまは片目を入れます。
願い事をするときに、だるまから見て左側の目を書き込み、願い事が叶ったらだるまの右側の目を書き込みます。
だるまの目入れはなぜするの?
もともとだるまの両目は入っていた状態で売られていました。
しかし江戸時代に、視力が落ちる病気が流行り、「だるまにきれいな目を書けば視力がおちない」と言い伝えられるようになりました。
今では願い事がかなうと自分で目を入れることが当たり前となっています。
だるまはどこで手に入れるの?
だるまは「だるま市」で手に入れるのがおすすめです。
だるまは各地で「だるま市」という市場が開かれていますので、そこで購入することをおすすめします。
だるまは1点1点手書きで作られており、良く見ると顔がぜんぜん違います。あなたにとってのイケメン?だるまが待っていますよ。インターネットでも手軽に購入することが出来ます。
目入れは筆ペンでもいい?
だるまの目入れは筆ペンでもOKです!
昔は筆と墨で書くのが一般的でしたが、普段筆や墨を使い慣れていないと、墨が垂れて、だるまから黒い涙が流れたようになります。。。ご注意ください。
だるまの豆知識
だるまの豆知識1「だるまの由来」
コロコロとして可愛いだるま。今では海外のおみやげとしても人気ですね。だるまは達磨大師(ダルマタイシ)がモデルとされています。
達磨大師は9年間坐禅をし、手足が腐ってしまったという言い伝えがありました。だるまは、そんな達磨大師の姿を真似て作ったものと言われています。
達磨大師は目標に向かって忍耐強く進むことを説いていました。なので、だるまを置くことは、あなたが願い事や目標に近づく手助けになると考えられています。
だるまの豆知識2 「だるまの色について」
「だるま」と聞けば赤色のだるまを思い浮かべますが、黒色、黄色、白色などのだるまもあります。それぞれ色には意味があります。
- 力強さや迫力がある黒色だるまは商売繁盛を表します。
- 黄色だるまは、金運上昇を表します。黄色の財布もはやっていますよね。
- 純粋な色の白色だるまは受験合格を願う時にぴったりです。
願いによって色を選んでみてはいかがでしょうか。
だるまの豆知識3 「贈り物の場合はあらかじめ目入れをする」
だるまを贈る場合は、贈る方があらかじめ片目を入れてください。あなた願いも一緒に贈るという粋なプレゼントになりますね。
最近は、白いだるまに寄せ書きプレゼントする「デコだるま」も人気です。
まとめ
会社で購入しただるまの目入れは年始めに行いましょう。両目か左側だけ目入れをするのかは願いによって決まります。
筆と墨が無い場合、筆ペンで目入れしてもOKです。以上の項目を守ってだるまの目入れを行ってみてくださいね。
また、会社だけでなく家にもだるまを置いてみてはいかがでしょうか?
「家内安全」「家族が健康に過ごせますように」と願う場合は両目に目入れを、「夏までに○キロ痩せる!」と願う場合は左側だけ目入れをしましょう。
片目を入れておくと「両目を入れてあげるね」と愛おしくなります。うちのだるまは家族の病気回復を願い片目に目入れをしましたよ。
願いを助けてくれるかもしれませんよね!