毛をそったあとの赤いポツポツがかゆいのはカミソリ負けです。
「対処法」と「予防法」のご参考にしてください。
かみそりでムダ毛の処理をすると、肌の角質を一緒に剃ってしまって、思いがけず肌に負担をかけています。
ムダ毛を剃ったあとの赤いポツポツの原因にもなっています。
【対処法】毛をそったあとの赤いポツポツがかゆい!どうすればいい?
【カミソリ負けの対処法】
- 患部を冷やしてあげる
- 軟膏や保湿ローションを塗る(アルコールフリーや無香料がよい)
- 症状が治まらない場合は皮膚科へ行く
ムダ毛をそったあとの赤いポツポツは、カミソリ負けの症状。炎症が起きている状態です。
かゆみやヒリヒリする患部を冷やしてあげると、症状が緩和される場合があります。
市販の軟膏やかゆみ止めの薬用ローションを使用するなどの対処法もあります。
ローションなどはアルコールや香料が入っていないものを使うようにして、お肌になるべく負担をかけないことが大切です。
症状がひどい場合、痒みが治まらない場合には、皮膚科を受診してください。
肌に跡が残るといけませんので皮膚科に行って、症状に合う治療をしてもらうのが一番です。抗菌薬を服用したり、抗生剤の軟膏を塗ったりします。
カミソリ負けはカミソリで傷ついた部分から皮膚の常在菌(人の体にもともといる菌)が入り込んで起こります。
どんな菌が入ったのかで治療法がちがいます。
なので、あまりひどい症状や、気になる場合は皮膚科で治療してもらうのが一番です。
【カミソリ負けを起こす主な菌】
- 黄色ブドウ球菌
- 表皮ブドウ球菌
- 白癬菌(はくせんきん)
- カンジダ菌
【予防法】毛をそったあと赤いポツポツにならないためには?カミソリ負けしない方法
カミソリ負けにならないためには、良く洗い乾かして清潔に保管したカミソリを使うことです。
当たり前のように思われますが、大切なことです。
カミソリは、浴室など湿気の多い所に保存すると、サビが出たり、雑菌が繁殖したりします。刃の傷みも早くなります。
雑菌が繁殖したカミソリや、刃が痛んだカミソリを使用するのはお肌によくありません。
また、カミソリでムダ毛を剃るときに石鹸などの泡だけでは肌への負担が大きいので、シェービングクリームを使用することも効果的です。
そして、ムダ毛処理後に保湿して肌の状態を整えてあげることも必要です。(乾燥した肌は外からの刺激に弱い)
カミソリ負けの赤いポツポツを防ぐには、除毛クリームを使うのもひとつの方法
カミソリでムダ毛を剃るときに、肌の角質も一緒に剃っています。
カミソリでのムダ毛処理は思いのほか肌に負担をかけるので、除毛クリームを使うのもひとつの方法です。
除毛クリームはカミソリよりも頻繁にムダ毛処理をしなくて良いので、肌への負担も少ないんです。
私は以前、仕事で短めのタイトスカートにストッキングをはいていたので、カミソリですね毛処理を頻繁にしていました。
赤いポツポツがかゆかったり、見た目も綺麗ではありませんでした。
さらに、毛穴の炎症が黒ずんで黒いブツブツも目立ってしまったり…。
しかも、剃ってもすぐにムダ毛が生えてきてチクチクするのも気になりました。
悩んで、除毛クリームを試してみたところ、カミソリ負け(赤いポツポツ)も気にならなくなったし、カミソリで処理したときのような黒いブツブツ(毛穴から見えるムダ毛)も残らず綺麗になりました。
カミソリで処理するよりも新しい毛が生えてくるのも遅いですし、生えてきたときのチクチクがありませんでした。
私は使ったことがないのですが、最近は「家庭用光脱毛器」なども人気がありますね。
ムダ毛をそった後の赤いポツポツ…それってカミソリ負けかも?!
すね毛を剃ったあとに赤いポツポツがかゆいのは、カミソリ負けの症状です。
カミソリ負けは炎症です。対処法は…
- 患部を冷やしてあげる
- 軟膏や保湿ローションを塗る(アルコールフリーや無香料がよい)
- 症状が治まらない場合は皮膚科へ行く
カミソリ負けにならないためには…
- 清潔なカミソリを使う、刃の傷んだものは使わない
- シェービングクリームを使う
- ムダ毛の処理後はしっかり肌ケア、保湿する
- 除毛クリームを使うのも一つの方法
こういったっことが予防になります。
ムダ毛が濃い場合は、除毛クリームなどを使う方が仕上がりがきれいなのと、しばらくの間ムダ毛が生えないので、カミソリで頻繁に処理するよりもお肌に負担をかけない場合もあります。
今までカミソリでムダ毛処理をしていた人には、除毛クリームを試してみるというのもおすすめの方法です。
赤いぽつぽつ「カミソリ負け以外の原因」は?
「小さな赤いポツポツ」はカミソリ負け以外にも原因があります。考えられるいくつかの原因は以下です。
乾燥による湿疹(皮脂欠乏性湿疹)
皮膚が乾燥しており、かゆみを伴う赤いポツポツが現れている場合、皮脂欠乏性湿疹の可能性があります。
皮脂が不足すると、皮膚の保護機能が低下し、軽い刺激(例: 衣服に触れること)でも敏感に反応するため、かゆみや赤いポツポツが発生することがあります。
健康な肌と乾燥した肌の違い 皮脂欠乏性湿疹は、特にふくらはぎの前部に頻繁に現れることが知られています。
乾燥した小さなブツブツが多数ある(毛孔性苔癬)
10〜20代の人々で太ももなどに小さなブツブツがたくさん見られる場合、毛孔性苔癬の可能性があります。
毛孔性苔癬は、毛穴周辺の角質層が厚くなり、古い角質が毛穴を詰まらせる状態です。
発疹はざらざらしており、通常は痛みやかゆみを伴いません。
毛孔性苔癬の人は皮膚が乾燥しやすく、原因は不明です。しかし、30代になると自然に改善することが多いため、特に治療が必要なわけではありません。
30代を過ぎても症状が改善されない場合や心配な場合は、医師に相談することも検討しましょう。