普通は、クイーンルージュ®は皮ごと食べ、クイーンニーナは皮を剥いて食べます。
ただ、好みによってはクイーンニーナも皮ごと食べてOKです。
去年デビューしたクイーンルージュが、今年も出回ってまいりました💡
という事で、見た目や名前が似ているクイーンニーナと食べ比べ😋
似たような味かと思いきや、全然違う味だった(笑)
ぶどう好きならクイーンニーナ、マスカット好きならクイーンルージュって感じかな😁#秋だね pic.twitter.com/gNNFddSiPh
— アメリア (@Yzoy11Ci72t6ywM) September 29, 2022
本来、クイーンニーナは皮ごと食べる品種ではないのですが、果肉の質感が高く、
皮ごと噛んで食べてもそれほど皮が邪魔にならないようなので、完熟させれば皮も十分美味しいです。
本文では、クイーンルージュ®とクイーンニーナの糖度や酸度、粒のサイズなどの違いを詳しくご紹介していますので、どうぞご参考にしてください。
クイーンルージュ®とクイーンニーナの違い
クイーンニーナ | クイーンルージュ® | |
---|---|---|
色 | 鮮やかな赤 | 深みのある赤色 |
果粒サイズ | 17g程度 | 15~20g程度 |
糖度 | 21%程度 | 22~23%程度 |
酸味 | 酸含量0.4g/100ml程度 | 酸含量0.3~0.4g/100ml程度 |
クイーンルージュ®はシャインマスカットのような食感。クイーンニーナは巨峰のような食感。というと分かりやすいでしょうか。
クイーンルージュ®の特徴
長野県産クイーンルージュ、めっちゃ甘い🥰 pic.twitter.com/TvznTpyHiw
— 六波羅皇子 (@mash1192) November 3, 2023
クイーンルージュ®は、シャインマスカットよりも甘さが際立つかもしれません。酸味はほとんど感じられず(酸含量は0.3 ~ 0.4 g/100m程度)、代わりに強い甘さが広がります。
クイーンルージュ®の平均糖度は22~23%位と、シャインマスカットを超える甘さが特徴です。
また、後味はシャインマスカットに似ており、清涼で爽やかな風味が感じられます。甘さが過度でないため、パクパクと食べ続けても「飽きがこない」という印象です。
クイーンルージュ®の皮は非常に薄く、口に残る感触はありません。シャインマスカットよりも皮が薄いかもしれません。
クイーンルージュ®は、赤系ブドウの「ユニコーン」と「シャインマスカット」が親ぶどうです。
長野県須坂市の果樹試験場で育てられたブドウ品種です。この品種は2019年に登録され、2021年に初めて出荷されました。現在は長野県内でしか栽培されていません。
生産量はまだ限られています。
公募により「クイーンルージュ®」と命名されました。クイーンは「女王」、ルージュはフランス語で「赤、口紅」から由来しています。女王のルージュの名前のとおり、きれいな赤色に色づくぶどうです。
ぶどうを綺麗な赤色に着色させる技術は難しいんですよね。
クイーンニーナの特徴
とんでもないブドウに出逢った!
クイーンニーナ!!!
果汁が本気で攻めてくる😍 pic.twitter.com/Rhre08vIIK— ひろとも (@hiro4636321) November 3, 2023
「クイーンニーナ」は、鮮やかな赤色の大粒ぶどう(果粒は約17g程度)で、糖度が高く(21%程度)、酸味が少ない(酸含量は0.4g/100ml程度)ため、強い甘みが感じられます。また、香りも高く、口に入れると爽やかな余韻が残ります。
美しい赤い果皮を持ち、果肉はしっかりしています。
クイーンニーナの皮は厚めです。人によっては皮は剥いた方が良いかもしれません。巨峰のような皮です。
クイーンニーナは「安芸クイーン」と「安芸津20号」の交配によって生まれ、スペイン語で「女の子」を意味する「NINA」にちなんで命名されました。
ちなみに安芸クイーンの親ぶどうは巨峰です。なので、クイーンニーナは巨峰の血も受け継いでいるんですね。クイーンニーナは巨峰の孫ですね^^
「クイーンルージュ®」も「クイーンニーナ」も大粒で食べ応えあるブドウです。きれいな赤色が素敵なぶどう。どちらも女王の名をいただいていますね^^
クイーンルージュ®もクイーンニーナも高級ぶどうとして評価されています。