新年の挨拶として送られる年賀状を、皆さんはどれくらいの期間、自宅に保管していますか?
年賀状の保管や処分に関して、疑問を持つ方は少なくありません。
いつまで保管し、どのように処分すべきか?これらの疑問に答えつつ、年賀状の整理と保管の便利な方法もご紹介します。
年賀状の保管期間:いつまで、どのように保管すべき?
年賀状をどのくらい保管するかは、個人の判断に委ねられています。
一部の人々は、届いた全ての年賀状を保管していますが、他の人々は特定の期間を設けた後に処分します。
また、受け取った相手を確認した後すぐに処分する人や、お年玉付き年賀はがきの抽選結果を確認してから処分する人もいます。
通常、年賀状の保管期間は約2~3年とされています。
これは、次の年に誰から年賀状が届いたかを確認するため、また喪中の際に通知する相手を決めるためや、喪中が明けた後に年賀状を送る相手を把握するためです。
また、特に思い出深い年賀状や結婚・出産の報告、写真入りのもの、引っ越しの報告、あるいは有名人からの年賀状(ファンクラブや懸賞当選など)など、個人的に重要と感じる年賀状は、長期間保管する人もいます。
年賀状の便利な整理・保管方法
年賀状をただ積み上げておくと、散らかったり、紛失したり、どの年のものか分からなくなることがよくあります。そんな時に役立つ、特別な年賀状の整理と保管のためのいくつかの方法をご紹介します。
スマートフォンアプリを使ったデジタル保管
年賀状をデジタル形式で保管できるアプリがいくつかあります。これらを使って年賀状の画像を取り込み、住所や名前をデータ化したり、コメントを付けて管理したりできます。また、カテゴリ別に整理する機能もあります。
写真撮影でのデータ保存
スマホやデジタルカメラで年賀状を撮影し、画像データとして保存する方法も一つです。
100円ショップのハガキケース活用
100円ショップでは、100枚から120枚のハガキを収納できるハガキケースを販売しています。これを利用して年賀状を整理し、物理的に保管することができます。
ブック型収納ケースの使用
年賀状のサイズ(100mm×148mm)に合わせ、A6サイズ(105mm×148mm)のブック型収納ケースで保管するのも一つの方法です。
ポストカードホルダーでの個別保管
ポストカードホルダーを使えば、年賀状を一枚ずつファイルに入れて保管することが可能です。
年賀状を安全に処分する方法
年賀状には個人情報や家族の写真など、プライバシーに関わる情報が含まれているため、適切な処分が必要です。以下に、年賀状を安全に廃棄するための方法を紹介します。
個人情報の隠蔽
個人情報が含まれる部分をマーカーやプライバシー保護スタンプで隠し、その後に廃棄します。
シュレッダーの使用
手動や電動のシュレッダーを使って年賀状を細かく切り裂き、個人情報の漏洩を防ぎながら処分します。
ガムテープでの包装
年賀状を一束にし、ガムテープでしっかりと巻いて中身が分からないようにしてから廃棄します。これにより、個人情報の保護とともに、廃棄時の安全性も向上します。
まとめ
年賀状の保管方法と処分についてご説明しました。
大切な人からの年賀状を捨てるのは心苦しいかもしれませんが、保管し続けるとスペースをとってしまいます。
そのため、特に思い出深い年賀状のみを選んで保管することをお勧めします。
また、処分する際は、相手の個人情報を守るために少しの手間をかけることが大切です。